NP桝とは

都市の開発が進み、地表は建物・舗装等に覆われ、山林・畑・草地等が減少。
従来は地下に浸透していたはずの雨水が、下水道を経由して一気に河川に流れ込むことで起こる洪水や、地下水の減少による地盤沈下の原因になっています。
現在その対策として、ニュープラくんのようなプラスチック製雨水貯留浸透施設が用いられていますが、その形状から維持管理が難しいという難点がありました。
そこでNP桝を使用し、流入槽にたまった砂を除去するだけで簡単に維持管理ができます。

　

NP桝の特長

1.T-25荷重に耐えるよう120ｍｍの肉厚タイプとしました。
2.流入槽にたまった砂を除去するだけで簡単に維持管理ができます。
3.プラスチック製貯留施設に負担をかけない独立構造です。

構成部材

T-con製品｜地球温暖化防止のため「混合セメント」でつくっています

このプレキャストコンクリート製品の製造には混合セメント（当社では高炉セメント）が用いられています。混合セメントは普通セメントと比べて製造時に排出される温室効果ガスを約４割削減できる事から、低炭素型社会の実現に大きく貢献することができます。混合セメントは現場施工の生コンへの利用は既に一般的ですが、プレキャストコンクリート製品への利用は長野県内ではまだ広がりを見せていません。高見澤コンクリート事業部では「混合セメントを利用したプレキャストコンクリート製品」の製造・販売を通して、地球温暖化防止に貢献しています。